グルメサーカスに東北の祭り招く

update 2016/1/21 10:26


 函館市は、毎年9月に開催する道南最大の食のイベント「はこだてグルメサーカス」に、東北6県の各地を代表する祭りを招請する方針だ。「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「山形花笠まつり」などが想定される。工藤寿樹市長は20日の定例会見で、「東北6県のさまざまな祭りを集結させ、できればパレードをやりたい」と述べた。

 グルメサーカスは、函館ゆかりの各地域から自慢の味を集めたイベントで、2012年度から開催。青森をはじめ、東北各県からも出店がある。大門グリーンプラザなどを会場に、昨年も2日間で18万人以上を集客した。今年の開催日やパレードの規模、実施場所などは今後、市などでつくる実行委で決定。市は東北各県の関係者に参加を呼び掛ける考えだ。今年はJR各社による青函デスティネーションキャンペーン(7〜9月)の期間中の開催で、北海道新幹線で訪れる多くの観光客の集客も期待される。

 一方、新幹線開業当日の3月26日には、航空自衛隊松島基地(宮城県松島市)所属のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による展示飛行が決定。防衛省の発表では、飛行場所は「函館駅等周辺上空」で、飛行経路や場所、時間帯は今後、決定する。

 ブルーインパルスの展示飛行は、2009年8月の函館港開港150周年イベントのオープニングで予定されたが、本番当日は曇天で中止となった経緯がある。工藤市長は「道や道経連が(実現に)熱心に取り組んでいただいた」と述べ、7年越しの飛行実現に期待感を示した。

 会見ではこのほか、来年2月に函館アリーナを会場としたイベント開催を検討していることを明かし、「アリーナに食や芸能など地元のものを集めたい。市民も(冬で)楽しみがないし、外国人観光客が入る春節時期がいい」と述べた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです