いさりび鉄道 土曜休日連休なくす 37本運行
update 2015/12/19 10:29
北海道新幹線が開業する来年3月26日にJR江差線五稜郭―木古内間37・8キロの運行を引き継ぐ第三セクター、道南いさりび鉄道(函館、小上一郎社長)は18日、運行概要を発表した。朝夕の利便性を高めるため、土・日曜・祝日の上磯―函館間の運行本数を現行より2本増やし、平日と同じ37本とする。
全列車が移管後も函館発着とし、JRからいさりび鉄道へ直通運転する。増便するのは、上磯午前7時36分発函館行き、函館午後6時35分発上磯行き。これにより運行本数は平日、土曜・休日とも同数の37本。
また、木古内発函館行きの一部列車の発車間隔について、現行は1時間2分、3時間6分などと大幅に異なっているのに対し、開業後は1時間54分、2時間20分と「なるべく等間隔に近づけ、利用しやすいようにした」(同社)。
全列車がワンマン運転し、七重浜―木古内間は運転士後ろのドアのみを開ける。同社は増便に関し「お客さまに利用してもらいたいので、限りある車両と運転士をやりくりした結果」としている。ダイヤの詳細は来年1月以降に開く沿線住民向けの説明会で示す。
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