シップスクール、児童が海王丸見学
update 2016/10/18 10:14
北海道運輸局函館運輸支局は13日、函館港西埠頭に停泊中の大型練習帆船「海王丸」(2556トン)で船員の仕事を学ぶシップスクールを開いた。函館中島小学校(稲岡敬人校長)の5年生25人が乗組員の案内で船内の設備を見学した。
海上交通の役割を知ってもらおうと、独立行政法人海技教育機構(横浜市)の練習船寄港時などに開いている。
同船の渡邉兼人船長は「日本で初めて外国との貿易を始めた有名な港町の函館に住む皆さんが、船の仕事の大切さについて、知識を増やしてほしい」とあいさつ。日本船長協会の大類健三郎さん=日本郵船=が講演。日本は海外との貿易の99%以上が海路によって支えられていることなど、海運業の重要性を伝えた。
船内では航海士らが子どもたちを案内。船首から伸びるバウスプリットなどのマストの呼び名、舵の役割などを学んだ。機関室では、電気や水、修理に必要な部品をつくり出す機械を見学した。
乗組員が「イルカは船の横をついてきたりする。夜になると夜光虫を見ることもある」などと話し、児童たちの興味を引いていた。橋本実季さん(10)は「機関室には大きい機械がいっぱいあって驚いた」と話していた。
その他の新着ニュース
- 2017年の初日の出はどこで迎える?...2016/12/31
- 年末年始に懐かしい遊びを 百人一首やかるたなど並ぶ...2016/12/31
- 道南の重大ニュース2016・下半期...2016/12/31
- 桧山この1年...2016/12/31
- (ニュースファイルこの1年)文化...2016/12/31
- (ニュースファイルこの1年)経済...2016/12/30
- 道南スポーツこの1年(上)...2016/12/30
- 市電に繭玉、縁起物/31日から特別ダイヤ...2016/12/29
- 北斗自慢のグルメ集合 29日まで新駅でイベント...2016/12/29
- パフィー紅白初出場、巨大コロッケCMで縁の厚沢部から声援...2016/12/28
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。