本町再開発ビル名称「シエスタ ハコダテ」に

update 2016/9/30 09:51


 函館市本町の旧グルメシティ跡地で再開発ビル建設を進めているSPC函館本町開発(若松町19、布村隆二社長)は29日、同ビルの愛称が「シエスタ ハコダテ(SHARE STAR HAKODATE)」に決まったと発表した。同名を考案した七飯町在住の金澤斎さん(53)が、最優秀賞に選ばれた。

 同ビルは地下1階地上19階で、地下1〜地上3階には物販店や飲食店などが入居する。4階は函館市が整備する「函館コミュニティプラザ」、5階以上は分譲マンション「プレミストタワー函館五稜郭」となり、来年4月のグランドオープンを目指している。

 「地元に愛される名称にしたい」(同社)との思いから、愛称の募集を渡島・桧山管内の在住、在勤、在学者にしぼり、8〜9月に実施した。約40件の応募が寄せられ、同社で複数回にわたり選考し決定した。「シエスタ ハコダテ」は、スペイン語で昼寝や昼休憩を意味する「siesta(シエスタ)」から、「みんながくつろげる、休みに訪れるスペースに」との願いが込められている。また、同社としても中心市街地のにぎわいの場「五稜郭」を多くの人と共有していきたいという想いから、ローマ字表記を「SHARE STAR」とした。

このほか、優秀賞として本間慎一郎さん(函館=67=)の「ソラリス函館」と、森田友江さん(同=39=)の「はこっと」の2案が選ばれた。同社は「とても良い名前に決まった。命名理由のとおり、市民がゆっくりでき、親しまれる施設になってほしい」としている。

提供 - 函館新聞社


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