菓子、秋物衣料根強い人気 19日敬老の日で商戦

update 2016/9/17 09:49


 19日の「敬老の日」に向け、函館市内では、日頃の感謝の気持ちを伝えるプレゼント商戦が活気づいている。家族全員で楽しめる菓子や秋を意識した衣料品など、定番商品が根強い人気を集めている。

 函館昭和タウンプラザ内(昭和1)のシャトレーゼ函館昭和店は16日、特別コーナーを開設。今年は十五夜の関連商品が15日まで並んだため、例年より商戦は短いという。

 あんこが入った軟らかな餅や饅頭、岡山県産のブドウ「瀬戸ジャイアンツ」を1粒包んだ「特選ぶどう餅」などが並ぶ。800〜1000円の手頃なものが人気で、40〜50代の女性が多いという。スタッフの山中美和さん(45)は「こだわりの味を堪能してほしい」と来店を呼び掛ける。

 人見町の洋菓子店カロメリアでは、メイプル味のシフォンとモンブランクリームを合わせた直径10センチのミニホールケーキ(税込み800円)を販売。「いつもありがとう」のメッセージプレートが添えられている。銭谷泰仁代表は「昨年よりも安価で、学生でも買いやすい」と勧める。

 また、もち吉函館店(亀田本町67)は、一口サイズのお茶菓子詰め合わせ「てのひら日記彩」を1620円で販売。同店は「お彼岸と重なるので、平日の出足は鈍い。ピークは週末」とみている。

     ◇

 丸井今井函館店(本町32)では、21日まで各フロアでLEDルーペ付き爪切りやウオーキングシューズなど、シニア向け商品を提案。17日には足型を測定し、一人一人に合った靴をアドバイスする測定会を行う。

 婦人服売り場では、カットソーにベストやカーディガンを合わせてプレゼントする30〜40代の姿が多いという。カットソーは伸縮性のある着心地のいいもの、ベスト(1万8360円)は、背中や腰回りを温めるウール100%が人気。担当者は「今年は地味すぎない明るめのパープルが売れている」と話す。

提供 - 函館新聞社

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