JR函館線4日ぶり再開

update 2016/9/4 09:57


 JR北海道は3日夕、JR函館線の運転を4日ぶりに再開した。台風10号の影響で、函館線は500本以上の倒木が線路をふさぎ、電気通信設備の断線を招くなど甚大な被害を受けていた。函館と札幌を結ぶ大動脈が復旧し、旅客や物流が正常化に向かう。4日以降は通常運行する。

 同社は3日夕の運転再開を目指し、台風通過後の8月31日未明から倒木の撤去作業や電気設備の復旧を進めていた。

 JR函館駅は、この日の始発となる午後4時35分函館発札幌行き特急北斗17号の出発を待つ旅行客や市民らの姿が見られた。

 栃木県那須塩原市から北海道新幹線に乗って札幌へ向かう予定だった無職中川利夫さん(63)は「予定は狂ったが、天災だから仕方ない。この台風では地元の人が大変だったろう」と心配顔。東京から苫小牧へ向かう自営業大西正也さん(59)は「急用ではあったが、台風ではJRを責めるわけにもいかない。函館で一泊しておいしいものを食べたので、満足している」と話していた。

 同社によると、この日の運休は上下線合わせ、特急スーパー北斗と北斗1〜15号、臨時特急北斗84、91号、ニセコ号の特急19本と函館―長万部間の普通列車28本。函館―新函館北斗間のはこだてライナーは始発から営業している。

提供 - 函館新聞社

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