函館初のLCC就航
update 2016/8/13 09:51
台湾の格安航空会社(LCC)「タイガーエア台湾」の台北(桃園)−函館線が12日、就航した。国内外合わせて函館空港初のLCC乗り入れで、台湾からの初便でほぼ満席の177人が降り立ち、函館からは120人が飛び立った。国際線コンコースで初便の出発式が行われ、市と同社関係者が台湾からの第3の路線の誕生を祝った。
函館と台北を結ぶ国際定期便はエバー航空、トランスアジア(復興)航空に続き3社目。タイガー社は、昨年4月に成田に就航して以来、順調に日本との路線を拡大。今年6月の仙台、7月の岡山に続き、函館が9路線目。エアバスA320(180人乗り)で、週5往復(日〜水、金曜日)運航する。
就航式で工藤寿樹市長は「函館に来る外国人観光客40万人のうち、半分以上が台湾。全道的にも少し減少気味の傾向があったが、新たな客層を送ってもらえると大いに期待している」と歓迎。「台湾への送客にも努力したい」と述べた。
関栩(カン・ユイ)CEO(最高経営責任者)は「函館は世界に開かれた貿易港で、外国の文化がもたらされた。タイガーエアの就航は(幕末の開港と)同じような効果が得られると思っている」とし、「台湾でも人気のある観光地。函館との行き来が活発になるようまい進したい」と述べた。
関CEOと工藤市長、佐古一夫市議会議長、松本栄一函館商工会議所会頭、水島良治函館空港ビルデング社長らがテープカットし、新規就航を祝った。折り返し便に搭乗する乗客には、ウーロン茶やさきイカなど、函館、台湾双方の記念品が贈られた。
その他の新着ニュース
- 2017年の初日の出はどこで迎える?...2016/12/31
- 年末年始に懐かしい遊びを 百人一首やかるたなど並ぶ...2016/12/31
- 道南の重大ニュース2016・下半期...2016/12/31
- 桧山この1年...2016/12/31
- (ニュースファイルこの1年)文化...2016/12/31
- (ニュースファイルこの1年)経済...2016/12/30
- 道南スポーツこの1年(上)...2016/12/30
- 市電に繭玉、縁起物/31日から特別ダイヤ...2016/12/29
- 北斗自慢のグルメ集合 29日まで新駅でイベント...2016/12/29
- パフィー紅白初出場、巨大コロッケCMで縁の厚沢部から声援...2016/12/28
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。