国際民俗芸術祭開幕 世界感じる音楽、舞踊
update 2016/8/6 09:56
国内外のアーティスト、パフォーマーら36組が伝統音楽や民族舞踊、大道芸などで繰り広げる「第9回はこだて国際民俗芸術祭」(一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン主催)が5日、函館市の元町公園で開幕した。11日まで。
同祭は、民俗芸術分野では国内最大級の野外型夏フェス。今年は、11日が祝日の「山の日」となることから会期を延期し、過去最長の7日間とした。伝統楽器奏者のカテリーナ&久松彩子(ウクライナ)など出演者36組や出店者数62店も過去最大規模。
初日は午後4時から午後9時半まで、同公園に多数の市民や観光客らが訪れ、世界各地で活躍するパフォーマーらの技術や美しさに拍手と歓声を送った。
毎年知人4家族8人で訪れている市内の主婦、横田幹子さん(66)は「いつもの顔ぶれ以外にも、新しいものが見られるのが魅力。期間中は楽しみたい」と笑顔。また、ザーキー岡(東京)の風船大道芸を、家族4人で満喫した北斗市の自営業、木村親(ちかし)さん(43)は「出演者のアイデアの面白さなどを子どもと一緒に楽しんだ。可能なら全てのステージを見たい」と話した。
同法人のイアン・フランク代表理事は「来年の10回目を控え、今年は大きなイベントになる。意義深いものにするため、会場などでアイデアや要望を募っているので会場に足を運んでほしい」と呼び掛けた。
会場は、元町公園(有料)のほか、旧函館区公会堂前(午後7時半〜同9時半、無料)とペリー広場(土日のみ午後2時〜同6時、無料)などでも開催。同公園では8、9、10日が午後4時〜同9時半、6、7、11日が午後2時〜同9時半。同公園で販売する1日パスは平日と土日祝日で価格を変え、平日1000円、土日祝日2000円。
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