灯ろう流し故人しのぶ 大沼湖水まつり始まる

update 2016/7/24 09:45


【七飯】「第107回大沼湖水まつり」(七飯大沼国際観光コンベンション協会主催)が23日、大沼国定公園広場で始まった。初日は故人をしのぶ慰霊祭がしめやかに執り行われ、伝統の灯ろう流しでは約500基の揺らめくロウソクの光が湖面を淡く染めた。

 JR大沼公園駅から始まった灯ろう行列には、中宮安一町長や同会の小泉真会長ら約100人が参加。慰霊祭で中宮町長が「皆さんのおかげで大沼湖水まつりもここまで大きくなった。2日間おおいに楽しんで」とあいさつした。

 地元寺院の住職らによる読経ののち、参列者がそれぞれの思いを胸に秘めながら、湖面に灯ろうを浮かべ、静かに手を合わせて故人をしのんだ。横浜市から参加した横島律子さん(84)は「先に旅立った母と夫を供養しようと初めて参加した。灯ろう流しで2人を弔ってあげたい」と話していた。

 24日は午後2時半から一般参加者が一芸を競う「第1回Oh―1グランプリ」本選を開催。同5時半から「千の風」にゆかりのある新潟市、西条市(愛媛県)、七飯町による文化・交流連携協定締結式が行われるほか、同6時からゲストに新井満さんらを招いた「第1回千の風音楽祭」が始まる。祭りの最後を飾る花火大会は午後8時にスタートする。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです