(参院選2016)安倍政権に審判 きょう投開票
update 2016/7/10 09:53
第24回参院選は10日に投票が行われ、即日開票される。道選挙区(改選数3)には10人が立候補。地方創生や安全保障法制、TPP(環太平洋連携協定)、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の是非、与党を中心とした改憲勢力が憲法改正発議に必要な参院での「3分の2」以上の議席を獲得するかが主要な争点だ。各候補は18日間、全道各地で支持拡大を訴えた。初めて国政選挙に参加する18、19歳の若者を含めた有権者の判断の行方が注目される。
道選挙区立候補者は届出順に、自民党新人の柿木克弘氏(48)、民進党新人で元経産相の鉢呂吉雄氏(68)、自民党現職の長谷川岳氏(45)、無所属新人の水越寛陽氏(36)、日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)、民進党現職の徳永エリ氏(54)、共産党新人の森英士氏(38)、幸福実現党新人の森山佳則氏(49)、政治団体「支持政党なし」新人の中村治氏(63)、無所属新人の飯田佳宏氏(43)の10人。
全国では改憲ラインの「3分の2」をめぐる攻防が注視される中、現職と新人をそれぞれ2人ずつ擁立した自民、民進両党も道選挙区の「3分の2」を争った。両党はそれぞれ、安倍晋三首相、岡田克也代表が道内入りし、支援拡大を訴えた。
自民党は道議出身の柿木氏が地方からの活性化を訴え、現職の長谷川氏は札幌など都市部を中心に支持を広げた。民進党は道南をかつての地盤としていた鉢呂氏は全道的にも高い知名度を生かして活動を展開。徳永氏は連合の支援を受け、政権への危機感を訴えた。共産党の森氏は全国の1人区で進んだ野党共闘の意義や改憲阻止を訴え、存在感を示した。このほか、佐藤氏や森山氏、飯田氏も函館入りし、街頭で支持を訴えた。
函館市内の投票所は112カ所に10日午前7時から午後8時まで設置。開票は午後9時半からサン・リフレ函館で行われ、道選挙区の確定は11日午前0時50分、比例代表は同2時を見込んでいる。
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