初夏の山道 銀輪疾走 きじひき高原ヒルクライム

update 2016/7/4 09:46


 【北斗】自転車競技の第5回きじひき高原ヒルクライムが3日、北斗市向野の八郎沼公園をスタート、同高原パノラマ展望台をゴールとする10キロのコースで行われた。道内29市町から162人(うち道南36人)が出場、初夏の爽やかな高原を銀輪が駆け登った。

 市や函館地区自転車競技連盟などでつくる実行委の主催。今年は、市観光の目玉として売り出し中のパノラマ展望台に昨年オープンした屋内展望施設からの眺望を楽しんでもらうため、昨年までのきじひき公園をゴールとする14キロのコースから距離を短縮。エリート(日本自転車競技連盟ライセンス所持者)やS―2(上級)など9クラスでタイムを競った。

 開会式で、名誉会長の高谷寿峰市長、池田達雄市議会議長が歓迎あいさつした後、札幌市の中学1年、片岡亜藍(あらん)君(12)が「最後まで全力で走り抜くことを誓います」と宣誓。スターターを高谷市長らが務め、選手は3グループに分かれて山道を目指しスタートを切った。

 各クラスの優勝者は次の通り(敬称略)。
 エリート=三輪俊史(後志管内黒松内町)▽S―2=アダム・スミス(函館市)▽S―3=居駒薫樹(室蘭市)▽S―4=杉村康雄(北斗市)▽S―5=豊島洋祐(札幌市)▽M=平林和也(七飯町)▽L=豊島典子(札幌市)▽J=渡邉太梧(函館市)▽C―1=片岡亜藍(札幌市)

提供 - 函館新聞社

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