道内自慢の味集結 はこだてグルメガーデン開幕

update 2016/7/2 09:34


 北海道新幹線開業記念イベント「はこだてグルメガーデン」が1日、JR函館駅前特設会場で開幕した。初日は地元の人気グループ「ひのき屋」がゲストで登場。生演奏で会場を盛り上げる中、市民や観光客が道産食材の味やビールを楽しんだ。

 函館市の官民でつくる新幹線開業記念イベント実行委員会の主催で、8月末までのロングラン開催。「美食の街・函館」をイメージした屋外レストラン「はこだ☆テリア」を中心に道内各地のグルメが集まる。「青森県・函館デスティネーションキャンペーン(DC)」との相乗効果も狙う。

 オープニングには「はこだ☆テリア」をプロデュースした塚田宏幸シェフとスペイン料理店「レストランバスク」(松陰町)の深谷宏治シェフが登場。塚田シェフは「自分自身が行きたくなるイベントを共有したいと考えた。期間中、メニューも変わっていく。何度か足を運んでほしい」と呼び掛けた。深谷シェフは「おいしいものを食べることができて、楽しいことをやっているイメージを函館でつくっていきたい」と話した。

 会場は午後6時ごろから仕事帰りの市民らが増え始め、にぎわいを見せた。道南食材を有名シェフ、レストラン監修の味付けで楽しむ「七厘百個祭」では、はこだて大沼牛、ホタテなどさまざまな食材を焼き上げる煙が会場を包み込んだ。

 2日からは、道内各エリアのグルメが登場する7月の土、日曜日限定の「北海道うまいもんサミット」が始まる。「青函シェフのピンチョス祭り」では、2日は深谷シェフが担当し、ベニズワイガニを使った料理などを提供する。

 土、日曜日、祝日はステージでのイベントもあり、2日は午前11時から青函DCのオープニングセレモニー、午後5時からはタレントの森崎博之さんらのトークショーが予定される。

提供 - 函館新聞社

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