自民・民進 2議席狙い道南でも出陣式

update 2016/6/23 09:49


 22日に公示された参院選道選挙区は、改選数3に対して10人が乱立する激戦区となった。現職、新人の2人を擁立した自民党と民進党はそれぞれ、2議席確保を至上命題に掲げる。両党はそれぞれ、函館市内で出陣式を開き、道南からの支持拡大を確認した。

 両党のほか、共産党など函館に地場組織を持つ各候補陣営は、各掲示場へのポスター貼りを進め、地域での浸透を図った。

 自民党は午前8時、函館市美原の8区支部事務所で出陣式を開いた。20人のスタッフらを前に前田一男衆院議員は「選挙区は大変な激戦が予想される。政権与党として2議席をしっかり獲得するために皆の力を結集し、支部として役割を果たそう」とげきを飛ばした。式の最後は参加者全員が「頑張ろう」と三唱して拳を突き上げ、道選挙区に立候補した、新人の柿木克弘氏(48)と現職の長谷川岳氏(45)の必勝を祈願した。

 一方、民進党陣営は、市内新川町の道南労働福祉会館前に新人の鉢呂吉雄氏(68)、現職の徳永エリ氏(54)の当選を目指し、集まった約120人が気勢を上げた。8区合同選対本部の斉藤博副本部長は「極めて無責任な政治体制を打開し、新しい政治の流れをつくらなくてはならない。北海道で2議席を取ることが現実味を帯びれば、全国の比例区に影響する」とし、18歳選挙権を念頭に「若者にも積極的に政治参加を呼び掛けたい」と述べた。

提供 - 函館新聞社

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