26日の函館マラソン 補給所に冷やし塩ラーメン

update 2016/6/3 09:50


 26日の「函館マラソン」(実行委など主催)で、函館市花園町の「らぁめん無限」(木村恵輔店主)など市内ラーメン店有志は、フルマラソンのランナーが水分や食べ物を補給するエイドステーションで、オリジナルの「冷やし塩ラーメン」を提供する。函館を代表する塩ラーメンの味をそのままに、スープは冷たいジュレ。ランナー目線で作った一品で函館マラソンを盛り上げる。

 ラーメン店有志は無限と麺TEPPEN(桔梗)、らぁめん麺吉(日吉町)と、出口製麺(松風町、干場庸稔社長)が協賛で参加。干場社長は10年間にわたり函館マラソンを走るベテランで、各地の大会にも出場しながら「塩ラーメンのエイドがあれば」と考えていたという。木村店主から呼び掛けられ、今年で創業70年を迎えたことからも協賛を申し出た。

 ラーメンは紙コップのひとくちサイズ。干場社長の提案で、無限特製の塩ラーメンのスープにゼラチンを加え、ジュレにした。実際に長距離を走り終えたランナーに味見してもらいながら、通常より味を濃くしたり麺を2〜3センチほどに切ったりするなど試行錯誤を重ねた。麺とジュレで層を作り、一番上にはシャーベット状に凍らせたスープを振りかけて冷たさを倍増。2日に関係者が集まり「麺は道産で緑色のものではどうか」「岩塩で赤色も加えたい」などの声が上がった。改良はまだまだ続きそうだ。

 提供場所はフル36キロ地点の第10エイド(緑の島)で、先着500杯。木村店主は「完走するための塩分、栄養分の補給と合わせて函館の味を楽しんでほしい」と、思いを込めた一杯を振る舞う。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです