地元の魅力 見て伝えて 訪日客誘致へ台湾メディア招く【木古内】

update 2016/5/17 10:04


 道運輸局などは16日、台湾のメディア関係者を木古内町に招き、道の駅「みそぎの郷きこない」など人気のスポットを紹介した。北海道新幹線や観光地を取材してもらい、台湾での情報発信を通して訪日客の増加につなげる狙いだ。一行は20日まで道内に滞在する。

 同局のビジット・ジャパン地方連携事業の一環で、新幹線を活用し、北海道と東北を周遊する新たな観光ルートを提案しようと企画。自治体や北海道銀行、岩手銀行などと連携し、14〜20日の日程で北海道と東北の観光地をめぐる。

 招待されたのは、6000〜1万人のフォロワー数を持ち、台湾を拠点に活動する人気ブロガー、ダニー・ウエンさん(49)と台北市の大手ケーブルテレビ局「東森電視」のスタッフ3人。取材した内容は6月26日に放映するという。

 一行はこの日、前日の宿泊地の盛岡市から北海道新幹線や道南いさりび鉄道を乗り継いで木古内駅に到着。道の駅に併設するイタリアンレストラン「どうなんデス」で食事後、観光コンシェルジュ津山睦さんの案内で町内を散策した。

 老舗酒屋「東出酒店」では、東出邦夫店長による商品の説明後、地酒「みそぎの舞」を試飲。続けて、津軽海峡に面したみそぎ浜を訪れ、レインコートを着たダニーさんは「寒中みそぎ祭り」さながらに、背後から手桶で水をかけられる体験を味わった。

 ダニーさんは「道の駅はとても新鮮に感じた。木古内は台湾の人にとって知名度がまだ低く、情報発信が必要だ」と指摘。道運輸局函館運輸支局観光立国推進チームの村上浩之マネージャーは「外国人観光客の入り込みが減少する、3〜6月の需要掘り起こしが必要。リピーターにも新鮮に感じてもらえるよう、定番のコース以外の観光地も幅広く紹介したい」と話している。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです