健康増進センター利用者、初の5万人台
update 2016/5/3 10:35
函館市総合保健センター(五稜郭町23)4階にある健康増進センターの2015年度の利用者数は、延べ5万245人に上った。前年度比581人の増加で、初めて5万人台を記録した。自分のペースに合わせて気軽に体を動かせる点が人気で、継続利用者が増えていると考えられ、市健康増進課は「健康づくりのため、今後も利用してほしい」と呼び掛ける。
同課によると、個人利用分は同391人増の3万751人で、うち半数の1万5858人を65歳以上が占めた。一方、64歳以下の一般は同1046人減の1万2744人で、同課は「65歳になった人が継続して利用するケースが増えているのでは」とみる。団体利用分は前年とほぼ同数の9212人だった。
同センターでは2カ月間8回コースで行う、初心者向け運動教室(予約制)を実施。エアロビクスやヨガなどの4種類で、毎回定員の50人をオーバーする人気ぶり。4コースあるトレーニングマシン教室(定員各20人)も好評で、教室参加人数は同238人増の1万282人と伸びている。
03年開設の同センターでは、ランニングマシンやエアロバイク、筋力トレーニング用のスポーツ器具を用意している。昨年8月に函館アリーナ(湯川町1)がオープンし、同センターの利用減も考えられたが、個人利用分は月2500人前後で順調に推移。同課は「短期間での筋力アップなどではなく、健康維持を目的に長期的に利用する人が多い」とし「今後は年齢構成を考慮した講座なども検討したい」とする。
週4日利用している市内在住の飯田秀さん(69)は「ロードバイクで走れない雨の日に、持久力を付けるためによく利用している。毎日体を動かさないとね」と話していた。
個人利用は18歳以上の市民が対象。料金は400円で、65歳以上は200円。障害者は無料。団体利用は予約制で、各部屋の使用料金などは市保健福祉部のホームページで見ることができる。火曜休館日。問い合わせは同課(TEL0138・32・1515)へ。
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