航空機、フェリー利用者増 新幹線と相乗効果

update 2016/4/10 10:59


 3月26日の北海道新幹線開業によって本州から多くの旅行客が訪れる中、新幹線と競合する航空機やフェリーの利用者も前年と比べて増加中だ。大型連休中の予約も好調で、各社は新幹線との相乗効果による利用者の増加を見込んでいる。

 開業後3日間の新幹線の1日平均利用者は約9900人。前年同時期の在来線に比べて約2・5倍に増加している。

 一方で、函館―羽田線を運航する航空各社によると、3月26〜31日の平均搭乗率は、前年同期比で5ポイント前後上昇。大型連休の予約も順調だ。エアドゥの担当者は「今月7日時点の4月28日〜5月8日の予約率は前年同期と比べて8・9ポイント高く、個人客の動きが例年と比べて早い」とする。

 また、青函航路を運航する津軽海峡フェリーの3月26〜31日の利用者は、同14%増の3414人。定期点検のため、期間中の1日の運航数は昨年より4便少ない12便だったものの、利用者は前年を上回った。

 同社は「新幹線開業による旅行商品の増加で、団体客の予約が好調。青函を周遊するツアーが続々と発売されており、今後の需要の伸びに期待したい」としている。

提供 - 函館新聞社


その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです