つながるニッポン祭り、2日で来場7万7800人

update 2016/3/29 10:23


 函館市は26、27の両日、JR函館駅前特設会場で開いた北海道新幹線開業記念イベント「つながるニッポン祭り」の来場者数(推計値)をまとめた。2日間ともに晴天に恵まれ、初日は5万2800人、最終日は2万5000人の計7万7800人が来場した。実行委事務局の市企画部新幹線開業イベントプロジェクトチームは「予想を大きく上回ったが、大きな混乱もなく終了できた。会場外のブルーインパルス見学者は含んでいないが、相当多くの皆さんに楽しんでもらえた」としている。

 事務局は、昨年の同時期に開催した開業100日前イベントの来場者が3万3000人だったため、今回の来場者を新幹線開業効果を加味して1・5倍の5万人を想定していた。

 2日間とも早朝から青空が広がる天候にも恵まれ、地元市民の来場も多く、駅周辺の有料駐車場は満車状態が続いた。駅にはこだてライナーが到着するたびに多くの人が押し寄せ、終日、市民、観光客が途切れず、物販、飲食ブースもにぎわいをみせた。

 特に26日は、NHKの人気キャラクター「イカ大王」こと塚地武雅さん(ドランクドラゴン)が登場した午後2時前後から混雑が始まり、同3時のブルーインパルスの祝賀飛行の時間帯は会場内と駅前広場、周辺の歩道上が人で埋め尽くされ、身動きが取れない状況だった。同担当は「祝賀飛行が終わり、夕方に気温が下がった後のナイトイベント、花火が終わるまで多くの人が会場にいた」とする。

 最終日の27日は目立った混雑はなかったものの、ステージの催しや駅構内での歓迎行事などが展開されたほか、イベント終了前に売り切れとなる店舗もあり、初日同様のにぎわいをみせた。

提供 - 函館新聞社


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