赤松街道でこも外し体験会
update 2016/3/13 10:13
【七飯】赤松街道として親しまれている町鳴川地区の国道5号沿いで12日、春の訪れを告げる風物詩「こも外し体験会」が開かれた。近年では最高となる約110人の町民らが参加し、冬装束を解く作業に精を出した。
ボランティア団体「赤松街道を愛する会」(寺沢久光会長)の主催。最も古いもので樹齢150年を超えるアカマツの保護活動の一環で、薬剤を使用せずに害虫駆除をしようと毎年参加者を募り、行っている。
体験会に先立ち、寺沢会長が「今回は若い世代の方々にも多く参加してもらい、アカマツも大変喜んでいるでしょう」とあいさつ。続けて、同会のメンバーで樹木医の斎藤晶さんが、害虫の見分け方などを説明した。
参加者は10のグループに分かれ、昨年10月にこもを巻きつけたアカマツのうち、約80本をはさみを使いながら丁寧に外した。中からは害虫のマツケムシのほか、クモやムカデなどが見つかり、こもが取り除かれた幹を観察しながら、虫の種類や数などを記録した。
初めて参加した町内の主婦山内京子さん(67)は「予想以上に虫がいて驚いた。こもの効果を実感しました」と話していた。
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