駒ケ岳に会員制リゾート 大阪の会社、今秋オープン
update 2016/3/9 10:43
【森】全国で福祉介護サービスなどを展開する「ロングライフホールディング」(大阪市、遠藤正一社長)が町駒ケ岳に会員制リゾート施設「ヒルズテラス函館」の開発を進めていることが8日、分かった。北海道新幹線開業を契機の一つとし、今秋のオープンを予定している。
敷地面積は約24万平方メートルで、約10居室(コテージ、ヴィラ)の整備を予定。昨年10月に着工している。また、現段階で人数は未定としながら、地元雇用の予定があるとしている。
同社によるリゾート開発は今回が初めて。駒ケ岳のほか箱根(神奈川県)、由布院(大分県)、石垣島(沖縄県)でも開発を進めており、総事業費は駒ケ岳のみで7億円、全体では約25億円。同社広報室によると、駒ケ岳エリアを選んだ理由について「駒ケ岳を一望できるロケーションに大変魅力を感じた」とし、主に50〜60代の富裕層をターゲットにしているという。
会員権は1口1600万円からで、会員になると10年間、4施設で年30泊分の宿泊券を利用できる。また、同社は関東圏で3施設、関西圏で18施設の老人ホームを展開しており、会員権購入後25年以内に介護が必要となれば、同社が展開する有料老人ホームに特別価格で優先して入居できるとしている。
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