函教大生がサモアでボランティア体験

update 2016/3/4 10:17


 道教育大学函館校の2年生3人がこのほど、同大が実施するプロジェクトの一環で、南太平洋上にある開発途上国の島国、サモア独立国を訪れた。現地の教育現場や日常生活に触れながら国際協力活動の一端を体験し、学びを深めた。

 3人は石井洋講師が指導するゼミ(算数教育)の受講者で、相澤琢郎さん(20)と木戸寿樹さん(20)、殿山真吾さん(20)。国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業として行う、初等理数科教育の支援授業に学生ボランティアとして派遣、2月20日に函館を発ち、同29日帰国した。

 主に首都アピアを中心に活動し、現地で3人は、同大附属小学校教諭が実施するワークショップで業務補助をしたほか、日本から派遣された青年協力隊員の活動を体験。国内小学校の教育現場の視察や現地の教員と、意見交換する機会もあった。ホームステイ体験もし、住民との交流や生活、食文化にも触れた。

 3人は「子どもたちが楽しそうに授業を受けていたのが印象的」と口をそろえ、「日本の教育と比較でき、刺激的で意義ある体験だった」(相澤さん)「ホームステイ先で家族のように接していただいた。視野が広がった」(木戸さん)、「日本の国を見詰め直す良い機会になった」(殿山さん)と充実した様子。全員、教師を目指していて「今回の経験を糧にしたい」と意欲を示している。

提供 - 函館新聞社

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