道南地区5NOSAI合併

update 2016/3/1 10:02


 道南地区の5つのNOSAI(農業共済組合)=道南、石狩、後志、いぶり、日高=は1日、来年3月1日の合併に向けた予備契約を締結する。経費節減や事務の効率化を狙いに、新組合「みなみ北海道農業共済組合(NOSAIみなみ)」を発足。本所は苫小牧市に置き、現在の道南NOSAI(本所・北斗市)は支所となる。合併賛否を決める臨時総代会が18日、5NOSAIで一斉に開かれる。

 1日に合併予備調印式を苫小牧市のホテルで行い、道南からは橋本清一組合長が参加。5NOSAIの組合長が合併予備契約書に調印する。臨時総代会で合併が承認されると、直ちに新組合の設立委員会を立ち上げ、定款や共済規程、事業計画などの策定に入る。

 国は「1県1組合化」を推進しており、北海道の広域性を踏まえ、道内では現行18組合を5組合に再編する合併計画が進んでいる。来年3月に5つの新組合が同時に誕生する予定だ。

 道南の5組合は2011年3月以降、5年にわたって組織再編について協議・検討を重ねてきた。みなみ北海道は組合員数8000人規模で、事業量は道内5組合の中で最も小さい。役員は理事20人、監事3人(道南NOSAIは理事5人、監事1人)。職員数は300人前後となり、現状維持の見込み。現場対応にあたる厚沢部、せたな、八雲にある3支所のほか、知内の出張所、北斗の業務室は合併後も維持される。

 NOSAIは農業者が災害で受けた損失を補てんし、農業経営の安定を図る制度。

提供 - 函館新聞社

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