1粒でいくつもオイシイ?散歩が楽しい町「大手町」
SIDE-A まちのデータ
ハコダテ切っての"お堅い(?)"まちかと思いきや、それだけじゃない!不思議な雰囲気の大手町【おおてまち】
観光スポットが集まる西部地区とかつての繁華街大門地区のちょうど真ん中に大手町は位置している。繁華街が北へ北へと移動している最近では、西部地区からどこかへ、どこかから西部地区へ、とちょうど通過地点となることが多い町だと言えるだろう。坂が多い西部地区とは一線を画し、ずーっと平らな道が続いているので、歩行者と自転車族にはやさしいかな。この町、よくよく歩いて観察してみると、通り一本一本でかなり雰囲気が違う。詳細は「SIDE-B_まちを歩けば」で述べるが、市電が走る海峡通を挟んで西側には、海峡通とは一変。「港」を感じさせるような海産物を主に扱うお店だとか魚市場が遠い目線の先に見えたり、観光スポットとして人気の「はこだてビール」のレストランや函館国際ホテルという観光ホテルが見えたりする。おまけに、海峡通の東側には、昔ながらの住居が立ち並ぶ住宅街と、最近建設された風な当たらし目の(しかも、函館にしては高層の)マンションやアパートが同居している。一つの町、それも決して広い面積とはいえない大手町でこれだけの違った空気感が感じられるというのは、なかなか贅沢なのではないだろうか。
|
map image by eHAKO Naview |
市役所の前も通る高砂通がちょうど【東】端。そして、豊川埠頭が【西】の端で海。【南】は市電電停「魚市場通」の上りの電停付近。函館朝市の手前あたりが大手町の【北】。 |
|
|
なんといっても一番交通量が多いのは市電に面した海峡通だろう。市電が走っているということもあるが、とても道幅がひろびろ。とはいえ、函館らしく(?)1車線なのか2車線なのか迷うことはありそう。人通りが多いのは、やはり観光客が多く闊歩する函館国際ホテルの前の通りか。 |
|
|
大門地区へは天気が良ければ徒歩でも問題なく移動可能。ただ、海が近いという事で風が強く冷たい日もしばしば。そんな日でも市電が約5分間隔と、何本も走っているので大門地区、五稜郭地区へは気軽に出掛けられそう。ただ、美原地区へはバスでも自家用車でも、かなり時間がかかることが予想される。市電の駅は豊川町寄りの「魚市場前」と東雲町寄りの「市役所前」2個利用可能で、2つの電停はそれほど離れていない。見通しが良いので両方の電停を見ることができますよ:-)
┣━駅前・大門地区まで
自家用車で3分/バスで5分/徒歩7分くらい/市電で4分
┣━五稜郭地区まで
自家用車で20分/バスで25分/市電で14分
┣━美原地区まで
自家用車で35分/バスで40分
(所要時間は目安です) |
|
|
|
そういえば、この町にはスーパーが見当たらなかった。コンビニはローソンとセブンイレブンが。そして海峡通にはセイコーマートが。ただ、近隣の町に棒ニ森屋(函館駅前若松町)や生協(末広町)、少し離れているけれど宝来町に魚長がある。 |
|
|
■大手ポンプ場
函館市大手町4番28号 |
|