1粒でいくつもオイシイ？散歩が楽しい町「大手町」
SIDE-B まちを歩けば
ビューっと風が吹く。海が近いせいもあるだろうけれど、市電が走る海峡通に立ち並ぶビルの隙間から吹き込んでくるビル風のせいのような気もする。とにかく、冬の終わりかけにぶらぶらと散歩をするにはちょっと寒い。摩周丸やシーポートプラザの方へ足を勧めても同じ。でも、コチラは海峡通とは、ちょっと毛色が違ってなんだかロマンチック。手をつなげる恋人がいるのなら、このウォーターフロントな界隈は少しくらい寒くたって平気かも。。。それはさておき、この大手町、散歩途中で3つの雰囲気が味わえます。1つは、市電が通り、企業のビルが立ち並んでいてまじめな雰囲気が漂う海峡通。2つめは、函館国際ホテル前の観光に来た人々がメインで通りそうな通り。こちらは、遠くから朝市の喧騒を感じつつも、はこだてビールのレンガ造りの建物が並ぶ通り。ハコダテの「観光的」な側面をうかがえます。さらには、海産物のを扱う会社群と魚市場が並ぶ地区。港町的な産業の活発さをビンビン感じることができる。一方で、表通りの海峡通を一本裏に入ったところに突然昔の蔵をリノベーション（改造）したカフェがあったり、最近国の登録有形文化財に指定された大手町ハウスがあったりと、空気感を感じるにも、景観を見るにも、本当にぶらりと散歩して飽きない町だなーなんて感じましたよ。交通の便も良いし、ゴキゲンですねー。／記・まちブラリ取材班
背が高い〜。この辺りの建物は低めの建物が多いので、たまに高い建物があるとつい見上げちゃいます。ここだけ、なんとなく都会っぽい感じ。
かと思えば、なんだか懐かしいというか、味がある看板が。「スカっと」というあたりと、文字がなんだか昭和の香りですね〜。いい味だなぁ。
そして、ハコダテの「観光的」な赤レンガ系の建物「はこだてビール」が。この町にあったのですねぇ〜。てっきりお隣の豊川町だと思ってたので、ちょっと意外。
新しめの建物と、昔ながらの建物が一度に目に入る場所がたくさんあります。この違和感がハコダテっぽいかな。
最近（といってもここ数年）整備された公園。さすがに、取材した日は風が強くてまだ寒かったので人影は少なかったですよ。
本当に良く市電が運行しています。今まで5分間隔ということをあまり意識していなかったのだけれど、この界隈をぶらぶらしていると何度も何度も市電の走る音が聞こえます。待っているとなかなか来ない気がするんですけどね〜。
