中部高3年2人が上位入賞、乳製品料理コンクール

update 2015/11/14 10:30


 道内の学生や社会人が牛乳や乳製品を使ったアイデア料理を競う「36回牛乳・乳製品利用料理コンクール」(北海道牛乳普及協会、ホクレン農業協同組合連合会主催)で、函館中部高校3年の小山石悠花さん(18)の「ザクザクチーズサンド」が最高賞の北海道知事賞に輝いた。同校3年の滝沢華麗(かれん)さん(17)の「オムパオ」も優秀賞に入り、2人は「入賞できると思っていなかった」と驚きながら、会心の笑みを見せている。

 高校生以上が対象で、同校からの応募は初めて。2人を含む3年生5人が選択授業「くらしと食物」の中で、4人分で計200グラム以上の牛乳・乳製品を使用するなどの条件に合ったレシピを考案し、試作を重ねてきた。

 全道から応募のあった206点のうち、書類審査を通過した上位10点が10月23日に札幌市で開かれた実演審査に進んだ。

 小山石さんの料理は、スキムミルクやバター、卵、砂糖、塩などを混ぜて焼いたクッキー生地でクリームチーズやオレンジピールをサンドし、最後にプロセスチーズをトッピング。「塩を入れることで、スキムミルクのまろやかな甘みが引き立つ」と工夫を語る。

 滝沢さんは、道南産のジャガイモやホウレン草などを入れたふわふわのイタリアンオムレツを春巻の皮とチーズで二重に包み、揚げ焼きした一品だ。

 指導した家庭科の石川佳寿美教諭は「2人の発想力と豊かな感性が存分に生かされたレシピ」と太鼓判を押す。入賞者のレシピは同協会のホームページで近日中に公開される。食べることが大好きだという2人は「全て身近な食材。たくさんの人に作ってほしい」と話している。

 また、函館水産高3年の長谷川沙絵さんの「ホワイトハンバーグライス」が北海道教育委員会教育長賞に入賞した。

提供 - 函館新聞社

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