みそぎ浜に展望台デッキ 町が観光客向けに整備

update 2015/10/22 10:14


 【木古内】町は来年3月26日に開業する北海道新幹線に伴う整備事業として、国道228号沿いのみそぎ浜に津軽海峡を眺める展望デッキを、木古内駅前交差点に休憩できる小公園を設けると決めた。両事業とも開業日までに完成予定で、駅周辺を快適な空間に整える。

 展望デッキは、みそぎ浜に常設している交通監視塔と鳥居の間に整備。高さ1メートルで再生木材を使用。床の面積は28平方メートル。2段構造で鉄製の転落防止柵も整備する。町内で1月13〜15日に開催する伝統神事「みそぎ祭り」で、行修者4人がご神体を抱えて厳冬の海に飛び込む「海中みそぎ」を観覧する席の一部にもなる。また、鳥居周辺もブロック舗装にして手水鉢を設置する。みそぎ祭り以降に現地着工を予定している。

 駅前の小公園はブロック舗装で129平方メートル。備え付ける円形のベンチなどは約20人が休める。道南スギを活用したモニュメント(高さ2・6メートル)のほか、ツツジやヒバも植栽する。11月に発注を予定している。

 両施設とも町有地で、合計事業費は2000万円。町は観光客に向けた体感型の観光事業やまち歩きに施設の利用を考えている。町建設水道課の若山忍課長は「みそぎ浜の展望台はイベント以外でも自由に立ち寄ってもらいたい。また、小公園は町中の散策の休憩所としてくつろげる場所にしたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

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