YOSAKOI祭りで「息吹」優秀賞

update 2015/6/18 10:23


 10〜14日に札幌市内で開催された「第24回YOSAKOIソーラン祭り」(実行委主催)で、函館市を拠点に活動している「函館学生連合〜息吹〜」が、チーム初となるセミファイナル審査に出場し、優秀賞を獲得した。代表の鈴木裕弥さん(公立はこだて未来大3年)は「これまでチームを支えてきてくれた皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをかみしめている。

 ソーラン祭りは道内の一大イベントで、今年は全国から270チーム以上が出場。このうち、120チームが10ブロックに分かれ一次審査を受け、ブロック1位のチームがファイナル審査、2位がセミ審査に進出。セミ審査出場チームで再度演舞し、1位を獲得するとファイナル審査に出場でき、YOSAKOIソーラン大賞に一歩近づく。

 息吹は、道教育大函館校や未来大の学生らによる道南唯一の学生チーム。今年は67人が出場し、「和心桜乱(わしんおうらん)」をテーマに、男女が持つ力強さを桜が咲き乱れる情景に例え演舞した。

 持ち味である学生らしい元気な踊りから一新し、入賞を意識し、一人一人の動きを統一することに力を入れてきた。練習の中心役を担い、統括を務める信田佳奈さん(道教育大函館校3年)は「きれいな姿勢で踊るためストレッチなどに時間を割いたほか、就職活動で練習に出られない上級生を考慮したメニューを作り、モチベーションの維持にも努めた」と振り返る。

 ファイナル審査出場常連チームと肩を並べて演舞した後、踊り子たちは「楽しかった」だけでなく、「ありがとう」と声を掛け合っていたという。鈴木さんは「苦しい時も仲間と一緒に乗り越えてきたことが結果につながった。本当に素晴らしいチームです」と笑顔を見せた。

提供 - 函館新聞社

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