渡島24年連続下落 公示地価、道南、上昇地点ゼロ

update 2015/3/19 10:21


 国土交通省は18日、2015年公示地価(1月1日現在)を発表した。渡島管内全用途の1平方b当たりの平均地価は4万円、平均変動率はマイナス2・0%で24年連続の下落となった。同管内の地価トップは15年連続で函館市本町32の13の「ピア21」(商業地)。昨年と同額の19万4000円。桧山管内の平均地価は1万7100円(平均変動率マイナス4・2%)と15年連続で下落した。今年は渡島で83地点、桧山で9地点を調査し、上昇した地点は無かった。6地点で横ばい、86地点で下落した。

 渡島管内の住宅地平均地価は2万9900円で、平均変動率はマイナス1・9%と16年連続の下落。商業地は5万9300円で、同マイナス2・0%と24年連続で下がった。

 函館市の商業地平均価格は6万7600円で、同マイナス1・2%、住宅地は4万300円で、同マイナス1・6%。ともに下落幅は昨年より縮小しているものの、商業地は7年連続、住宅地は17年連続で下がった。

 地価1位の「ピア21」は昨年と同じ価格。JR函館駅前・大門地区にある若松町20の1(商業地)が12万2000円の2位で、2年連続で横ばいで推移した。

 桧山管内は、住宅地の平均価格は1万4700円で、平均変動率はマイナス3・8%と13年連続の下落。商業地は2万21800円で、同マイナス4・8%と15年連続で下がった。同管内の地価トップは江差町新地町50の1(商業地)の3万2500円。

 調査は、渡島管内は函館、北斗、福島、木古内、七飯、森、八雲、長万部の2市6町で、桧山管内は江差、今金、せたなの3町計で実施した。

提供 - 函館新聞社

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