北斗市新年度予算3年ぶり減少

update 2015/2/17 10:12


 【北斗】北斗市の高谷寿峰市長は16日、2015年度の当初予算案を発表した。一般会計の総額は195億2312万円で、市長選挙後に本格編成した14年度補正予算よりも10億1800万円減額、率にして5%減となった。減少は12年度以来3年ぶり。来年3月開業の北海道新幹線関連工事をはじめとする大型の建設事業が終了したことが主な要因。6特別会計と水道事業会計を合わせた全会計総額は338億6169万円で、同2・2%減だった。3月開会予定の第1回定例市議会に提案する。

 一般会計の歳入は、市税が個人所得割、法人税割の伸びを見込んで同1・4%増の48億5810万円を計上。地方交付税は同6・2%減の57億9270万円を見込んだ。市債はごみ破砕処理建設事業が本年度で終了したことなどから前年度比26%減の10億4760万円となった。

 歳出は民生費が同1・4%減の79億1950万円、土木費が同11・7%減の22億9293万円、公債費が23億3942万円。

 事業別では、新函館北斗駅前の周辺整備に1億3429万円を見積もり、立体駐車場の仕上げ工事(9450万円)や公園、駅前広場のロータリー、バス・タクシー乗降施設の整備(3980万円)などを行う。

 同駅内の観光交流センターの運営経費3079万円を負担するほか、情報提供設備導入の経費に1123万円計上。開業前イベントに2000万円を充て、開業PRや機運醸成を図る。

 このほか、江差線の「道南いさりび鉄道」への初期投資に4061万円。

 高谷市長は「まずは駅周辺整備を完成させること、企業誘致や今後の観光振興につながるような産業施策を最優先とした予算とした」と述べた。

提供 - 函館新聞社

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