改正温泉法…パネル掲示、体制整う
update 2005/5/25 10:06
加水や加温の有無などの表示を義務づけた改正温泉法の施行規則が24日、施行された。函館市内やその近郊ではすでに看板やポスターを掲示している施設がほとんどで、温泉が呼び物の一つである観光都市・函館の受け入れ体制は整っているようだ。
昨年、全国の温泉で発覚した不当表示を受け改正された。改正点は加水や加温、循環装置の設置、入浴剤使用や消毒方法を明示しなければならない。
市内の日乃出湯(湯川町3、岡崎謙二代表)は1923年の創業以来、営業終了後に浴槽へ温泉をくみ入れ、窓の開閉で温度を調整。100%天然温泉を通してきた。しかし「本州や海外からの利用客も増えており、安心感を持ってもらいたい」(岡崎代表)と、4月上旬にパネルを掲示した。
湯の川グランドホテル(湯川町3)は「問い合わせに口答で対応してきたが、いい機会になった」と20日に案内板を設置。ゆうひの館(七飯町本町442)も「より詳しい情報を公表しよう」と、4月上旬に表示。鹿部ロイヤルホテル(鹿部町本別530)は昨秋に対応したという。
また、ホテルや旅館28社でつくる、函館湯の川温泉旅館協同組合(金道太朗理事長)では、昨年10月から各施設の温泉概要をホームページで公開している。
提供 - 函館新聞社
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