世紀の大事業動き出す、北海道新幹線新青森−新函館間着工/国交相、道知事ら出席し起工式

update 2005/5/23 10:40

 【大野】北海道新幹線新青森―新函館間(149キロ)の起工式が22日、大野町の新函館駅(仮称)建設予定地(現渡島大野駅)で開かれた。沿線自治体の市町長ら約150人が見守る中、高橋はるみ道知事や北側一雄国土交通相らがくわ入れを行い、2015年の開業に向けて着工。大勢の町民らも“夢”が現実のものとなる歴史的瞬間に立ち合い、喜びを分かち合った。

 建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構、JR北海道、青森県、道の主催。三村申吾青森県知事をはじめ、自民党整備新幹線等鉄道基本問題調査会の小里貞利会長や与党整備新幹線建設促進プロジェクトチームの久間章生座長、町村信孝外相ら道内選出国会議員も出席した。

 同機構の小幡政人理事長が「環境対策と安全に万全を期し、皆さんの期待に応えるよう、1日も早く完成させたい」とあいさつ。北側国交相が「地元の長年の努力のたまもの。新幹線は、新たな地域をつなぐ基礎となる。地域づくり、街づくりに最大限生かしてほしい」と祝辞を述べた。くわ入れでは、48人がかまやくわ、すきを振り、工事の安全や早期開業を祈願した。

 また、函館市内のホテルで、着工を祝う集いも開催。関係者約300人が“道民30年来の悲願”の達成を祝った。

提供 - 函館新聞社



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