新幹線開業に向け、湯の川温泉街活性化推進懇談会が活動再開
update 2005/5/23 10:39
約6年間休止状態の、函館市や函館湯の川温泉旅館協同組合などでつくる「湯の川温泉街活性化推進懇談会」が近く、活動を再開する。10年後の北海道新幹線新函館―新青森間開業の効果を最大限生かすため、官民挙げ、同温泉街の振興策を模索する。
座長は、同組合の金道太朗理事長が務め、事務局は、市商工観光部にある。メンバーは同組合員を含め約30人。函館開発建設部や函館土木現業所なども加わる予定で、テーマごとに分科会も設置し、ハード、ソフトの両面から具体策を協議するという。
同組合は「ようやく新幹線着工を迎え、チャンスが到来するが、この好機を逃すとリバウンドが大きく、湯の川の衰退につながりかねない」と説明。「湯の川観光の潜在需要をしっかりと把握し、開業後の受け入れ態勢を整えたい」と話している。
同懇談会は1988年の発足後、10年にわたり、同温泉街の街路整備事業を展開。ガス灯をイメージしたレトロ調街路灯の設置や、「湯川銀座通」と呼ばれる一帯のカラーブロック敷設などに取り組んだ。
提供 - 函館新聞社
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