不燃ごみ分別変更や持ち込み制限で処分場への搬入大きく減少
update 2005/5/19 10:25
函館市が本年度から、不燃ごみの分別変更や、産業廃棄物の持ち込み制限を実施したことにより、七五郎沢廃棄物最終処分場(同市東山町150)への搬入量が減少している。4月の全搬入量は3678・2トンとなり、前年同月比67・0%減。1カ月当たりの計画値も3・7%下回った。
4月の搬入量は、家庭などから出される一般廃棄物が同46・6%減の2540・8トン、産業廃棄物は同82・2%減の1137・4トン。本年度の計画では、1カ月当たりの搬入量が合計3820・2トンで、計画の96・3%。いわゆる“駆け込み搬入”による影響を見込んでも、おおむね順調に推移した。
ただ、一般廃棄物が計画値(3155・8トン)の80・5%だったのに対し、産業廃棄物は目標値(664・4トン)の171・2%と、大きく超える結果になった。
これらを踏まえ、市廃棄物対策課は「産業廃棄物の持ち込みは、さらに改善の必要があり、指導を徹底したい。また、家庭ごみについても一部に可燃ごみの混入があり、さらなる減量の余地がある」としている。
市は4月から、一般廃棄物の可燃ごみの一部を焼却処分し、産業廃棄物のうち、小規模建築物の建設系廃材や紙、繊維、ゴム、金属くずなどの受け入れを停止した。これらにより、同処分場を当初計画の2016年度まで利用することが狙い。
提供 - 函館新聞社
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