函館信用金庫が来月から現金封筒に企業広告/取引先と連携強化図る

update 2005/5/19 10:23

 函館信用金庫(函館市大手町2、佐原正三理事長)は6月から、同金庫専用の現金封筒に企業広告の掲載を始める。同金庫によると、道南を拠点とした金融機関での導入は初という。掲載は原則、同金庫の取引先企業に限定する。

 封筒の広告利用は、2003年に金融庁が出したガイドラインを受け、全国大手行や本州の信金などが既に導入されている。道内では、北洋銀行が着手しているという。

 広告掲載は昨夏ごろから検討を始め、秋口に本格化。取引先との連携強化が主な狙い。現金封筒の裏は白紙となっており、空いたスペースを有効に活用しようと実施を決めた。

 同金庫では、年間平均約30万枚の封筒を使用。別の用途で繰り返し使われるなど、人目に触れる機会も多い。封筒製作にかかる費用負担の削減と、広告による企業側のメリットを考慮した。

 掲載企業は、北海道乳業(同昭和3、田島久吉社長)、函館酪農公社(同中野町118、柴田満雄社長)の2社。カラー印刷で各社20万枚ずつの計40万枚を作る。掲載は1年契約で、製作費用は広告主と負担する。

 封筒は、函館市内を含めた渡島、桧山管内本支店14カ所の窓口と、コンビニエンスストアを除く同金庫の現金自動預払機(ATM)、両替機コーナーなどに備え付ける。

 同金庫は「取引先の営業の一助となれば。効果を期待している」と話している。

提供 - 函館新聞社



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