公立はこだて未来大学が来月9日から愛知万博に出展
update 2005/5/18 10:13
公立はこだて未来大学(中島秀之学長)の大学院生らが中心の研究チームが、来月9日から愛・地球博(愛知万博)で“ロボットミュージカル”を披露する。コミュニケーション能力を備えたロボットのダンスや司会者との掛け合いなど、先端技術の粋を集めたステージを繰り広げる。学生のメーン司会を務める大学院2年の棟方渚さん(23)は「本番まで十分に準備を重ね、楽しいステージを届けたい」と張り切っている。
同チームは大学院生7人と情報アーキテクチャ学科の松原仁教授ら教員5人、北海道NECソフトウェアの社員4人の計16人が参加し、昨年6月に発足。今回は人間とのコミュニケーションが可能で、移動や会話、人物の識別などができるロボットをメーンにしたデモンストレーションを企画した。
出展するのは、子どもたちに国内の科学・技術の取り組みを紹介す新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のパビリオン。約2メートル四方のステージで約10分間、ミュージカル仕立てのデモンストレーションを行う。
3体のロボットがタレントのぜんじろうさんや学生らとおしゃべりをしながら、愛らしい踊りを見せる。また、手と羽のパーツをその場で取り付けられたロボットが、変化を認識し、新しい動作を披露するのも見所の一つだ。
公演は6月19日まで。研究チームは後日、函館でも公開の場を設ける考えだ。
提供 - 函館新聞社
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