大妻高校/乗用車が敷地内に侵入、門閉めようとした教諭けが
update 2005/5/17 11:04
16日午後1時10分ごろ、函館市柳町14ノ23、大妻高校(外山茂樹校長、生徒491人)で、男が運転する乗用車が、同校の敷地外に出ようとして鉄製門扉にぶつかり、弾みで門扉はレールから外れ、近くにいた男性教諭(53)の胸に当たった。男は車に乗ったまま逃走した。男性教諭はろっ骨を折る全治2週間のけが。函館中央署は傷害事件として男の行方を追っている。
調べによると、車は光沢のある濃い灰色のセダンタイプで、運転していた男は20歳前後とみられる。このほか男女1人ずつの計3人が乗っていた。
男は敷地内でクラクションを鳴らしたりエンジンを吹かしたりした。さらに車から降りて踊ったり、大声を出したりして授業を妨害。男性教諭は、車が出られなくなるよう、門扉を閉めようとしたらしい。
事件を目撃した生徒は「男は窓からのぞいていた生徒に向かって『彼女にならないか』と声をかけたり、変な踊りで気を引こうとしていた」と話していた。
現場は閑静な住宅街の一角で、付近の住民や生徒を迎えにきた父母らは、現場を調べる捜査員の姿を心配そうに見守っていた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。