高橋知事ら2000人が参加/きじひき高原で北海道植樹祭

update 2005/5/16 09:58

 【大野】第56回北海道植樹祭(道主催)が15日、町内きじひき高原で開かれ、2000人余りの参加者がブナなど7種、2500本の苗木を植えた。

 道植樹祭は2003年までの7年間は、石狩管内当別町の「道民の森」で開かれていたが、07年の全国植樹祭(苫小牧市)に向け、機運を高めるために各地巡回となった。大野町は植樹が盛んなことから、今年の開催地に選ばれた。

 あいにくの雨天となったこの日、野外ステージで吉田幸二町長が開会を宣言。同町に北海道新幹線の新函館駅(仮称)ができることもあり、高橋はるみ知事は「新幹線が津軽海峡を渡る10年後に、今日植えた苗木がどんなに立派に成長しているか、と思いをはせながら一本一本大切に植えていきたい」などとあいさつした。

 式典の後、道内各地からの参加者は植樹会場の傾斜地約1ヘクタールに、ブナ1900本のほか、ヤマザクラ、ナナカマド、トチ、ミズナラ、イタデカエデ、アオダモの6種各100本を植えた。

 大野小学校5年の杉本沙弥さん(10)は学校の級友たちと参加。「木が育つのは楽しみ」と、雨に打たれながらも、丁寧に苗木に土をかぶせていた。

提供 - 函館新聞社



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