市民講座「クイズで学ぼう刑事裁判」で模擬体験

update 2005/5/15 13:26

 函館地方裁判所で14日、市民講座「クイズで学ぼう刑事裁判」が行われ、中学生から高齢者まで約70人が、本格的な「模擬裁判」を体験した。

 今月1日からの「憲法週間」に合わせ、同地裁が企画。市民が参加する模擬裁判は昨年に続き2度目だが、今年は裁判の途中にクイズを取り入れるなど工夫をこらした。また、2009年度からの裁判員制度導入が進められており、市民の関心も高まっていることから、定員の60人を超える参加者で埋まった。

 模擬裁判は無職の男性が小学校内で財布を盗んだところ、発見された校長を殴ってけがを負わせたという想定で進められた。被告を同地裁職員が務め、裁判官・検察官・弁護士役は一般参加者から選ばれた。

 裁判の途中では「刑事裁判の訴えは誰でも起こす事ができるか?」(正解は×。検察官しか提訴できない)などのクイズが出され、参加者は○と×が書かれたプレートを使って答えていた。

 同地裁は「これほど大勢の人たちが参加してくれるとは予想外だった。今後は年に2回程度、模擬裁判を実施していきたい」と話していた。(小川俊之)

提供 - 函館新聞社



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