22日にシティー・オブ・ジャズコンサート

update 2005/5/13 10:20

 終戦の復興時から昭和40年代に函館市内に流れたジャズサウンドを振り返るジャズコンサート「city・of・Jazz(シティー・オブ・ジャズ)2005」(函館市文化・スポーツ振興財団、同実行委などが主催)が22日午後6時から、函館市芸術ホール(五稜郭町37)で開かれる。市内のジャズファンやミュージシャンらが実行委員会(宮永正良委員長)を立ち上げて企画した。国内外で活躍中のプロミュージシャンも招き総勢約40人が出演、懐かしのジャズサウンドをホールに響かせる。

 出演するのは、「宮永正良トリオ」とビッグバンド「VEST」、「ジョイフル・テキシーランド7」、アルトサクソホン奏者の小村隆さん、ボーカリストの絹純子さん、クラリネット奏者の岩平尚子さん、大妻高校吹奏楽部7個人・団体。

 ゲストに、テナーサクソホン奏者の唐木洋介さんとトランペット奏者のマイク・プライスさん、トロンボーン奏者の及川芳雄さん、アルトサクソホン奏者の佐藤秀也さんといったプロ奏者4人を招く。

 1960年代の函館にはジャズ喫茶やダンスホールが立ち並んでいたという。コンサートでは大戦後60年という節目を機に、古き良き時代のジャズが流れる風土を呼び覚ますつもりだ。

 約2時間半のステージは、懐かしのスイングジャズからスタート。モダンジャズ、ビッグバンドジャズと流れ、さらにプロミュージシャンを交えての演奏へと展開する予定。演奏曲も「A列車で行こう」「黒い瞳」など愛好者の心を刺激するプログラムだ。

 入場券は一般3000円、ペア5000円、中学・高校・大学1500円。当日500円増し。市内松柏堂プレイガイドなどで販売。問い合わせは同ホールTEL0138・55・3521。

提供 - 函館新聞社



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