Uターン始まる 各交通機関きょうピーク

update 2005/5/5 12:22

 ゴールデンウイークが終盤にさしかかった4日、Uターンラッシュが始まり、函館市内の各交通機関は、連休をふるさとや行楽地で過ごした人たちで混雑した。ピークは5日となる見通しで、8日まで込み合うもよう。

 ■J R

 JR函館駅では、八戸行きの特急「スーパー白鳥」の4本で乗車率が100%を超えた。

 5日の午後からは札幌方面行きがピーク。午後零時17分発から同5時55分発までの6便の指定席は予約でいっぱい。八戸行きの6本も指定席が埋まっている。JR北海道函館支社は「5日は終日にぎわいそう」と話す。

 ■航空各社

 函館からの空の便は一部満席の便があったが、大半の便に数十席以上の空席がみられた。5日はほぼ全便が満席で、東京行きの便は7、8日も混雑が予想される。

 ことしから北海道国際航空(エア・ドゥ)とのコードシェア(共同運航)となった全日空は「混雑状況は例年並みだげ、共同運航の便は機体が従来のANA便より小さいため、満席になりやすいのでは、5日以降、キャンセル待ちの人が増えるのでは」という。

 ■フェリー

 東日本フェリーと東日本海フェリーの両ターミナルは終日込み合った。

 東日本の函館ー大間線は3往復いすれも満席。9往復が運航する函館ー青森線も全便が混雑した。東日本海の利用客は江差ー奥尻線が438人、瀬棚ー奥尻線が631人。奥尻からのUターン客が3日から増え始めたという。両社ともピークは5日とみる。

 ■都市間高速バス

 函館ー札幌間を走る「高速はこだて号」(定員27人)は、函館からの乗客が約300人と予約が殺到。1台で6往復しているが、2ー3台に増便し、対応している。

 北都交通函館駅前ターミナルによると、「5日がピーク。例年より高齢者の利用が増えた。片道4680円という安さも影響しているのでは」。

 ■主要幹線道路

 目立った混雑は見られず、ピークは5日となりそう。道警函館方面本部によると、4日午後1時ごろ国道5号の札幌方向で、七飯町西大沼から約3キロ、のろのろ運転となったが、大きな渋滞はなかった。

提供 - 函館新聞社



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