北洋資料館が説明板をリニューアル

update 2005/5/4 10:11

 函館市北洋資料館(五稜郭町37)は展示品に付ける説明板をリニューアルした。分かりやすい内容に改めることで、郷土の歴史に対する興味や関心を、子どもたちに育んでもらうのが狙い。同館は「ゴールデンウイーク期間中は毎日、開館している。家族連れで足を運んでもらえれば」と話している。

 同館は、かつて函館の経済を支えた北洋漁業の資料を約1000点展示した社会教育施設。乗船の模様を再現した北洋航海体験室などがあり、北洋漁業の歩みや衰退への経緯などを学ぶことができる。

 ただ、近年は来場者数の落ち込みが著しく、2004年度は前年度から約4000人減の約2万人と低迷。打開策の一環として、説明板の刷新を決めた。

 説明の文章を理解しやすい表現にしたほか、大半の漢字に読み仮名を付けた。また、目の不自由な人にも対応できるよう、説明板の色をベージュにし、文字を黒で印刷。文字サイズも拡大した。

 同館は「今後も集客力を高められるよう、さまざまな工夫に努めていきたい」としている。(笠原郁実)

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです