「バスパ」や「レクサ」の利用に／函館バスが循環バスマップ作製

update 2005/5/1 14:02

　函館バス（函館市高盛町、寺坂伊佐夫社長）は、一律運賃で市内を巡る、循環バスの時刻表や路線図をまとめた冊子「循環バスマップ」を、初めて作製した。病院の位置などを細かく記すなど地域住民の生活に密着した内容が、早くも好評だ。

　掲載したのは、湯の川温泉街と函館空港を結ぶ「めぐりっこ」、北美原や亀田など市内の温泉をつなぐ「バスパ」、西部地区が散策できる「レクサ元町」など７路線。いずれも１００―２００円で利用できる人気路線だ。

　路線ごとに、赤で停留所と運行経路を示している。スーパーマーケットや個人病院、観光スポットの営業時間なども細かく掲載している。

　函館市電や別系統のバスに乗り継ぐ方法なども解説。巻末には、市内の食堂やレストラン、温泉などのクーポン券も付いており、フリーペーパーの役割も果たしている。

　冊子はＢ６判で、カラー印刷の計３１ページ。１万部作製した。本社のほか昭和、日吉、函館駅前の４営業所で無料配布している。今後、残りの路線分も追加で増刷を検討しているという。

　同社は「マップが予想以上に好評でうれしい。従来の時刻表と合わせて活用して」と話している。問い合わせは、同社函館営業所TEL０１３８・５１・３１３７。

提供 - 函館新聞社

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