汽笛高らかに/SL函館大沼号が運行開始
update 2005/4/30 10:22
駒ケ岳山ろくを駆け抜ける、JR北海道の蒸気機関車「SL函館大沼号」が29日、今季の運行を開始した。5月8日までの毎日と、7月16日から8月21日までの土日祝日の計23日運行する。
同日、函館駅ホームで開かれた出発式では、中央保育園の親子42人の歌声に乗せ、SLがもうもうと黒煙を上げて入線。客車と連結すると、拍手が起こった。
JR北海道函館支社の菅原重光支社長が「初日が天候に恵まれほっとしている。今年もぜひ楽しんでほしい」とあいさつ。ホーム上は、記念撮影する鉄道ファンや家族連れでごったがえした。
函館大沼号は午前10時ごろ、合図で発車。高らかに汽笛を響かせ、ゆったりとホームを出る姿に、観客はカメラを向けていた。
両親ら家族4人で訪れた函館市の所穂乃果ちゃん(5)は「運転席に乗って、写真を撮ってもらった。すごくどきどきした」と笑顔だった。
函館大沼号は今年で5年目の運行。大型連休中は4年目を迎え、1日1往復運行する。全席指定で、運賃は片道大人1700円。問い合わせは同支社TEL0138・26・2549。(阿部里子)
提供 - 函館新聞社
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