今季の安全を願い祈願祭/大沼で湖水開き
update 2005/4/30 10:22
【七飯】道南の景勝地、大沼で29日、駒ケ岳・大沼湖水安全祈願祭(大沼観光協会主催)が行われ、関係者らが今季の大沼観光の安全を祈った。
大沼湖水安全祈願祭には地域住民や観光関係者ら約100人が出席。参列者は大沼の遊覧船に乗り込み、船上で神事を行った。続いて、同協会の堀元会長が「安全祈願」と書かれた長さ1メートルほどの鍵型プレートを湖面に投げ入れ、湖水開きを行った。
駒ケ岳(1131メートル)の安全祈願祭は、湖畔の駒ケ岳神社で行われた。青空に秀峰・駒ケ岳が鮮やかに浮かぶ中、玉ぐしの奉てんなどが行われ、参加者は1999年の小噴火以降、入山が規制されている活火山の沈静や安全を祈願した。
祈願祭の後、参加者は大沼湖畔道路のごみを拾った。堀会長は「観光シーズンの幕開けにふさわしい青空。訪れた皆さんに、大沼の自然を満喫してほしい」と話していた。(金澤 匠)
提供 - 函館新聞社
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