道町村会、寺島乙部町長を会長に選出

update 2005/4/28 11:37

 【札幌】道町村会の第59回定期総会が27日、札幌市で開かれ、任期満了に伴う役員改選で、海老沢順三会長(73)=上磯町長=が退任し、後任に寺島光一郎副会長(60)=乙部町長=を選出した。

 総会終了後の記者会見で、寺島氏は「町村から頼りにされる町村会でありたい」と抱負を述べた。

 新法下での市町村合併問題については「町村の生き残りには合併、単独、連合自治体の選択肢があり、将来を見極めるのが、この1、2年の大切な仕事になる」との認識を示した。その上で、5月下旬には道町村会に「町村運営懇話会」を設け、合併問題を議論する考えを明らかにした。

 任期は2007年4月までの2年間。海老沢前会長に続き、2代連続で道南の首長が会長に就任した。

 副会長は、宮谷内留雄・後志管内蘭越町長、谷川弘一郎・日高管内浦河町長、金沢紘一・十勝管内陸別町長、深井信朗・宗谷管内歌登町町長の4人が就任。監事は水嶋清・七飯町長、橋場博・網走管内清里町長が務める。


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 寺島光一郎氏(てらしま・こういちろう)北大農学部卒。67(昭和42)年兵庫県庁入庁(農水省からの派遣)。68年農水省入省。帯広営林局計画係長、林野庁計画課係長、農水省大臣官房企画官、岡山県津山営林署長、林野庁職員部企画官を経て、83年5月乙部町長初当選。現在6期目。01年桧山支庁管内町村会長、道町村会常任理事。03年道町村会筆頭副会長。60歳。乙部町出身。

提供 - 函館新聞社



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