湯の川観光ホテルのラーメンテーマパーク6月3日オープン
update 2005/4/28 11:36
湯の川観光ホテル(函館市湯川町2、刈田眞司社長)は、館内に計画していたラーメンテーマパーク、「函館湯の川温泉らーめんブギ」を6月3日にオープンすることを決めた。施設には道南のラーメン店5店が集結。函館の新観光スポットとして、年間50万人の利用者で、3億円の売り上げを見込んでいる。
プロデュースしたのはエンターテインメント企業、ナムコ(東京)のフードテーマパーク企画設計集団「チームナンジャ」。これまで「横濱カレーミュージアム」(横浜市)や「札幌らーめん共和国」(札幌市)など、全国16施設の立ち上げに携わってきた。
「函館―」が創設されるのは多目的ホールやゲームコーナーがあった望洋館1階で、広さは647平方メートル。入店するのは市内の「北浜商店」「ずん・どう」をはじめ、「長万部・三八飯店」、森町の「ラーメン次郎長」、上磯町の「らーめんの超人」と決まった。持ち帰り用ラーメンや地元の食材などを販売する土産店も1店設ける。
施設内は昭和20―30年代の港町をイメージ。同社のグループ会社、日活が映画美術のノウハウを生かし、立体的な演出をする。また、名称にも由来する、当時流行した音楽“ブギ”を流し、リアルな町並みを再現する。
メニューは塩ラーメンにこだわらず、「道南ラーメン」と新たなカテゴリーを発信。湯川町内のラーメン店5店と連携を取り、「湯けむりラーメン団」(仮称)を結成し、イベントやキャンペーンなどを実施することも計画している。
同ホテルの中村厚司課長は「地元客の利用なくしての成功はあり得ない」と説明。「1施設としてだけでなく、地域の発展に貢献したい」とオープンに向け、意気込んでいる。
提供 - 函館新聞社
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