渡島・桧山管内の新規高卒者の3月末就職率82.9%
update 2005/4/27 12:00
渡島、桧山管内で今春卒業した高校生の就職率が3月末現在で82・9%と、前年同期を0・6ポイント上回ったことが、函館公共職業安定所のまとめで分かった。管内の求人数は、同3・4%増の941件。不況下でも若者の希望に応えようとする地元企業の奮闘が見られた。
同職安によると、卒業者4884人のうち、就職希望者数は同7・3%減の1020人。求人倍率は同0・13ポイント増の1・49倍。
就職率は、最も人気の高い管内で同2・2ポイント増の75・7%。道外で同0・1ポイント減の98・5%と、全体の数字を大きく押し上げた。
求人件数を見ると、業種別では、情報通信業が、光通信のコールセンター新設に伴い、前年度の4人から31人に大幅の増加。職種では、女子生徒に人気の高い事務職が、同12・0%増の280件。就職者数は同9・3%増の165人と、回復基調となった。
未就職者数は、前年比10・8%減の174人。うち管内が154人で大半を占め、根強い地元志向をうかがわせた。
同職安は「一昨年の落ち込みに比べ、少なくとも回復傾向ととらえている。高校側の進路指導強化なども、効果を上げたのでは」としている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。