体験学習会「なちゅらす」が山菜採りで今季初活動

update 2005/4/24 12:48

 【厚沢部】小中学生を対象に、自然の中での遊びや物づくりなどを楽しむ、体験学習会「なちゅらす」(赤石哲明代表)の2005年度最初のイベント「ぽかぽか春の山菜とり」が23日、厚沢部町の旧清和小学校で行われた。小学1年生から中学3年生までの17人が参加し、自分たちで採った春の山菜を味わった。

 なちゅらすは週休2日制による土・日曜の休暇を利用し、学校では体験することのできないさまざまなイベントを行っている。

 春の山菜採りは毎年の恒例行事で、全員ゴム長靴や軍手に身を固め、雪解け水でぬかるむ沢に入った。時折小雨の降る肌寒い天候の中、子どもたちはスコップとビニール袋片手に、地面から顔を出しているギョウジャニンニクを見つけると「あった!」と元気な声を出しながら、大事そうに摘み取っていた。

 沢で足を取られて転び、泥だらけになって半べそになる女の子のいたが、赤石代表は「自然の中で苦労しながら収穫の喜びを知ることが大事」と、子どもたちを見守っていた。

 旧清和小学校に戻ると、ギョウジャニンニクを細かく刻んで、ひき肉などと混ぜ合わせたつくね作りに挑戦。子どもたちは自らの手で収穫した春の味覚をおいしそうにほおばっていた。

 屋外イベント初参加の木村ななかちゃん(上磯久根別小1年)は「ズボンが泥だらけになって大変だったけど、山菜取りは楽しかった」と笑顔を見せていた。

 赤石代表は「今年度は宿泊イベントを中心に、多彩なプログラムを用意している。ぜひ大勢の子どもたちに参加してほしい」と話していた。24日も同様のイベントガ行われる。(小川俊之)

提供 - 函館新聞社



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