厚沢部町　保健福祉総合センター建設へ

update 2005/4/22 10:07

　【厚沢部】澤田孝一厚沢部町長は２１日までに、６月に町保健福祉総合センターの建設に着手する方針を決めた。総事業費は約１０億１５００万円。２００６年１０月の供用開始を目指す。２２日の第２回臨時町議会に事業費などを盛り込んだ補正予算案を提出する。

　同センターは、新町１８１の町役場北側に隣接する町有地に建設。鉄筋コンクリート造り２階建で、延べ床面積は２９９５平方メートル。保健福祉センターと町民交流センターの機能を併設する。

　保健福祉センターには、多目的ホールや機能回復トレーニングセンター、在宅介護支援センター、子育て支援ルームなどを設置。町民交流センターには、ステージを備えた大ホール、社会福祉協議会事務室、会議室などを設ける。

　工期は２年間。６月１５日に着工し、０６年７月末完成、１０月の供用開始を目指している。

　建設費、備品購入費などを含む総事業費は１０億１５１１万円。事業費のうち、２億８００万円を国や道の補助金、３億２４７０万円を過疎債でまかなう。町の公共施設整備基金から３億円を充て、１億８２７０万円を一般財源から支出する。

　同町は０４年度、同センター建設に向けて基本実施設計費３７８０万円を計上。センターの機能などの具体的検討を進めた。０５年度の国や道の補助金交付額の決定を待ち、町議会にセンター建設を提案する運びとなった。

　２２日提出の補正予算案には、事業費のうち４億８４０５万円を計上した。本年度の一般会計総額は３９億６７０５万円となる。

提供 - 函館新聞社

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