アパートで男性が一酸化炭素中毒死
update 2005/4/22 10:06
21日午前5時45分ごろ、函館市富丘町1の2階建て木造アパートの2階の住人から「異臭がしており家族の体調が悪い」と119番通報があった。駆け付けた消防隊員が建物を調べたところ、1階に住む土木作業員の男性(31)が自室内で一酸化炭素中毒のため死亡していた。函館中央署は室内にあるストーブの状況などから自殺の可能性が高いとみて、事故との両面から調べている。
同アパートには8世帯が入居しており、2階に住む男性1人と女性6人の合わせて3世帯7人が、めまいや吐き気、頭痛などを訴えて市内の病院に入院した。いずれも全治1週間程度の軽傷。
同署などの調べによると、発見当時、男性は寝室のベッドにあお向けに倒れており、玄関は施錠されていた。寝室の隣の居間にあった石油ストーブの排気筒が根元部分からずれており、そこから漏れた排気が室内に充満していた。また、電気のブレーカーが落ちており、排気用のファンが止まっていたことから、不完全燃焼によって一酸化炭素が発生したととみられる。
男性には同居している女性(38)がいたが、事故当時は外出しており不在だった。
提供 - 函館新聞社
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